創生デザイン学科

川岸梅和|教授たちのメッセージ

Messages from Professors

ものづくりの3要素「用・強・美」を学び情熱と上昇志向をを持ち続けるデザイナーに

教授 川岸梅和

私の専門は建築、中でも生活空間デザイン・都市設計です。人と活動、空間、時間を結び、昔の地域社会が持っていた良質な機能や関係性を回復させるような生活空間をつくりだす研究を続けています。有名な建築家が椅子や机といった「プロダクト」を設計しているように、私も創生デザイン学科では、スペースだけではなくプロダクトの面白さも伝えていきたいと考えています。

デザイナーを目指すうえで最も重要なのは「情熱」です。創作したいという強い意欲がなければ長続きしません。私の場合、高校生のころ東京オリンピック観戦で上京した際に、国立代々木競技場を目にしたときの、「こんな建物があるのか」という感動が、建築家を目指す原体験になりました。以後、修行時代に師匠から叱られても、当時の感動と建築への情熱を持ち続けたからこそ「もっといいものをつくろう」と前向きに取り組めたのです。若いうちは、あらゆるものを観察して、「自分ならどうデザインするか」と考える力を養うことが大切です。

創生デザイン学科では、ものづくりに必要な3要素である「用・強・美」すべてを学べるメリットがあります。「用」は機能、「強」は強度、「美」は美しさです。「デザイン=見た目の美しさ」ととらえがちですが、例えばペンは「書ける」という機能がなかったり、すぐ折れてしまうほど弱々しければ製品として成立しません。優れた機能性を持たせる、また適度な強度を備えるためにどのようにデザインすればよいか、というハードの面を学べるのが、当学科が工学部に所属している意義と言えましょう。その一方でソフト面、つまり美しさを施すための技術も、実習を通して身に付けていきます。

デザインには「こうすれば完成形」という到達点はありません。常に、より優れたものを創造しようとのエネルギーを持ち続けることが、デザイナーには必須だと思います。

教授 川岸梅和 肖像写真1 教授 川岸梅和 肖像写真2

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