科目一覧|創生デザイン学科の授業科目

Subjects of Department of Cenceptual Design

創生デザイン学科のELサイクル

創生デザイン学科のEL(Experience・Liberal Arts)サイクルを理解すれば、大学での〈学び〉がどのようなものか、もっとよく知ることができるようになります。デザイナーとしての心構えや知識を習得するための座学系科目と、身につけておくべき技能や技術を修得するための演習系科目とが、互いに関連付けを保ちながら連続するように構成されています。

例えば、デザインコミュニケーション演習(1年2Q)で学修するスケッチの技法は、インタラクションデザイン(1年2Q)のインタラクションデザインの課題でも活用されます。このように、座学と演習とが相互に連携し合いながら、学年を経るごとに知識と技能とがスパイラルアップするように構成されているのが、創生デザイン学科のカリキュラムの特徴です。

ELサイクルの流れ
デザインコミュニケーション演習
デザインコミュニケーション演習
専門職同士はもちろん、非専門職の人たちへもデザインの意図を説明できなければなりません。グラフィカルな表現方法や技法を身につけて、デザインのためのコミュニケーションができるようになりましょう。
インタラクションデザイン
インタラクションデザイン
〈デザイン思考〉の前半のプロセスである、共感と課題定義の段階に取り組めるようになることを目指します。情報収集のための手法を学修し、ユーザーが潜在的にもつ課題を定義できるようになりましょう。
デザイン思考演習
デザイン思考演習
創生デザイン学科は〈デザイン思考〉によって社会課題の解決策を提案できる人材を育成します。この講義では、デザイン思考のプロセスを実際に体験しながら解決策を導く方法について学修します。
インフォグラフィックス演習
インフォグラフィックス演習
課題解決としてのデザインプロセスにおいて、単に絵が上手に描けることはさほど重要ではありません。言葉より雄弁で、より直感的に〈情報〉を伝えることができる手段としての絵の描き方を学びましょう。
プロトタイピング演習
プロトタイピング演習
プロトタイプをつくることで、提案した解決策が有効に機能するか確かめたり、よりよい案を発想するきっかけになります。プロトタイプの作り方を学修し、手を動かしながら考えられるようになりましょう。
デザイン実験
デザイン実験
目に見えない性能を設計することもデザインの重要な目的のひとつです。材料や寸法の違いが人間に対してどのように影響し、その結果として性能がどのように変化するかを評価する方法について学修します。
デザインスタジオⅠ・Ⅱ
デザインスタジオⅠ・Ⅱ
実務経験豊富な非常勤講師を多数迎え、実践的な課題解決に取り組みます。デザイン思考に即して要件を整理し、プロトタイプを繰り返し作成することを通じて、よりリアリティの高い提案に仕上げてゆきます。
ゼミナールA・B
ゼミナールA・B
配属された研究室の教員から直接指導を受けながら、研究室独自の視点でデザイン思考に取り組めるようになることを目指します。卒業研究に向けた準備段階であり、自分自身の問題意識を見出しましょう。