Educational Philosophy of Department of Conceptual Design
社会が多様化し,細分化されたユーザーの要求に答えるために,メーカーやデベロッパーの開発担当者は初めからデザイナーと共に社会のニーズ,ユーザーの趣向を細かく分析し,一緒になって答えをみつけなければなりません。使いやすさなどのユーザビリティの問題を解決するためにも,ユーザー,「ヒト」のことがわかることが重要です。上流に押し上げられたデザイナーの役割には,色や形のことだけではなく,工学的な要素を統合できる能力が必要です。このような,自然科学をベースとする工学知識や技術,芸術を基礎とする感覚や技法,その両方を駆使して人と人口物の理想的な関係を築く「デザイン思考」によって,「ヒトのこともわかって,モノのこともわかる」人材を育てます。
創生デザイン学科は,「デザイン思考」で人々や社会がかかえる問題を発見し,製品開発や空間づくりに活かします。「人のこともわかって,モノのこともわかる」人材を育てることを目指して,以下の4つの目標を掲げています。